飲食店のオーナーさん店長さんは自分のお店がなぜ繁盛しないのかと悩んでいませんか?
- メニューのボリューム・価格は適正なのに来店が少ない
- 衛生面のそれなりにキレイなのに来店が少ない
- サービスをしているがリピートにつながらない
と間違ってにないのに繁盛しないのは立地?と他の原因にしていませんか?
実は今回の記事を読むと、自分のお店と繁盛店の徹底比較が出来ます。
自分のお店に何が足りないのか、何が間違っているのかを知ることが出来ます。
繁盛店の真似をするだけでメニュー面・衛生面・サービス面の改善が出来ます。
私は30年間飲食業界に携わってきて、色々な業態のお店を建て直してきました。
そのほとんどのお店がオーナーさん店長さんの考え方の方向性が間違えていたから潰れかけていました。
今回の記事を読んであなたのお店の方向性を正して、繁盛店へ変革してください。
この記事であなたに得られることは
飲食店では中途半端が一番ダメなことです。
そして、どれか一つが良ければ良いってことでもありません。
全てをバランスよく、メニュー面・衛生面・サービス面を改善してこそ、繁盛店にできるのです。
このポイントを徹底比較しながら学んで自分のお店に生かしていきましょう!
注目記事:飲食店でボブが結べないことで悩んでいる方に!元店長が教えるスタイル!
繁盛する店としない店の徹底比較
繁盛する店 | しない店 | |
メニューのボリューム | ミニサイズ・大盛りに対応している | ワンサイズのみ |
価格 | 安いものから利益率の高い商品まである | 減価率に忠実 |
盛り付け | 独創的 「映え」を意識している | 普通の見た目 古い盛り付け |
衛生面 | 隅々までキレイにしている | それなりにキレイ またはキレイではない |
トイレ | お客様が使用後10分でチェックを入れる キレイに整えられてアメニティが用意されている | オープン前に掃除のみ |
サービス・接客面 | 新メニューを少しサービス出して、今後のメニューに役立つコメント・ネーミングのアイデアを求めている おもてなしの心を忘れない接客をしている(来店時、お席まで誘導する) | たまに残り物をサービスで出す 「空いている席にどうぞ」というスタイル |
オーダーの取り方 | スマートにお店の「売り」をお勧めしている 店員(店)からのコース的メニュー構成で注文を取っている | お客様の注文をただ取る |
SNS拡散 | お客様主体で「映え」のするメニューを掲載してくれている あまりお店からは投稿しない(お客様がしてくれるので他のことに力を注げる) | とりあえず気が向いたら投稿する |
リピートの仕組み | 次の予約を取る スタンプカードを作る お客様リストを取る | ポイントカードを作る |
それでは、これらの徹底比較を詳しくみていきましょう
メニューのボリューム・価格
マーケット・イン:ニーズを優先し、顧客視点で商品の企画・開発を行い、提供していくこと。「顧客が望むものを作る」「売れるものだけを作り、提供する」方法を指します。
このマーケット・インを意識してメニュー作りしていけばお店が提供するボリューム・価格は自ずと多様化していきます。
例えば、女性が多く来店するお店では、お一人様用サイズとグループ様用サイズが必然的に必要になってきますよね?
そのようにメニューのサイズ・ボリューム・値段の幅を持たせましょう。
減価率を気にすることはとても大切ですが、全てのバランスで減価率を考える方が繁盛店への近道です。
盛り付け
盛り付けで料理は見違えるように変わります。
特別な食材を購入しなくても、今ある食材で考えてみましょう!
そんな商品ができたら、お客様はきっとこんな反応をします。
盛り付けの独創性につい写真を撮ってしまいます。
この行動を起こしてもらってこそ、独創性のあるメニューです。
「映え」を意識して料理はお客様がInstagramやTwitterに載せて勝手に宣伝してくれます。
この宣伝はチラシを配るよりはるかに今の時代は宣伝になります。
経費は0円です!
こちらの記事に詳しく書いています。
少し脱線して読んでください。
衛生面・トイレ
繁盛店は隅々までキレイにしています。
それは衛生面が来店に繋がることをしっかりと認識しているからです。
そうでないお店はそれなりにキレイですが、隅々までは気が届いていません。
トイレに関しても同じで、繁盛店はお客様が使用して10分後にチェックにいきます。
それはすぐに行くと使用したお客様は臭いなどを気にしてしまうからです。
特に女性は気になります。
常にトイレットペーパーが整理されており、アメニティーも整理されているお店は繁盛しています。
サービス・接客面・オーダーの取り方
繁盛店は全てのお客様に新メニューを少しサービスで出して、今後のメニューに役立つコメント・ネーミングのアイデアを求めています。
そうした接客こそが通常の接客では得られない「濃密な接客」になります。
オーダーの取り方もスマートに「お店の売り」をしっかりお勧めして、コース的なオーダー(サラダから前菜・メイン・デザートまで)をしっかりオーダーを取るスタイルでお客様を満足させる接客をしています。
詳しくはこちらの記事を合わせてお読みください。
SNS拡散・リピートの仕組み
繁盛店では自らはあまりSNSへの投稿をする必要がありません。
なぜならお客様が勝手に投稿してくれるからです。
その投稿に「いいね」をつけに行くことに注力しています。
リピートの仕組みも、ポイントカードではなくお勧めのメニューを頼んでもらった事によるスタンプカードにしていたり、
次の来店を促すように次回の予約を取ったり、お客様リストを取ったりしています。
そういったお客様を大切にする「おもてなし」を忘れないでいます。
繁盛店の秘密
繁盛店が成功する秘密は多くの要因によって構成されています。以下に、繁盛店の秘密についていくつかの重要な要因を紹介します。
- 顧客優先の姿勢:
- 繁盛店は顧客を第一に考え、彼らのニーズと希望に合わせた商品やサービスを提供します。顧客の意見やフィードバックを受け入れ、改善を続ける姿勢が重要です。
- 品質と一貫性:
- 繁盛店は品質を犠牲にしないことが多いです。一貫した品質を提供し、顧客が商品やサービスに信頼を持てるようにします。
- 独自性と差別化:
- 繁盛店は競合店との差別化を図ります。独自の商品、サービス、ブランディング、価格戦略などを持つことで、顧客を引き寄せます。
- 効果的なマーケティング:
- マーケティング戦略は繁盛店の成功に不可欠です。ターゲット市場を正確に把握し、適切なプロモーション、広告、ソーシャルメディア活用などを行います。
- 優れた店舗運営:
- スタッフのトレーニング、効率的なオペレーション、在庫管理、清潔さ、設備の保守など、店舗運営に関する管理が重要です。
- 顧客ロイヤルティの構築:
- 繁盛店は顧客を継続的に引き寄せ、ロイヤルティを構築します。リピーターを増やし、定期的な特典やプログラムを提供することが一般的です。
- 経営者のビジョンとリーダーシップ:
- 繁盛店は経営者やオーナーのビジョンとリーダーシップに支えられています。ビジョンを明確にし、従業員を指導し、チームを結束させます。
- コミュニティへの貢献:
- 繁盛店は地域社会に貢献し、コミュニティと良好な関係を築くことがあります。地域の支持を受けることで、ビジネスが繁盛することがあります。
- 変化への適応:
- 繁盛店は市場の変化や新しいトレンドに敏感であり、迅速に適応します。新しい技術や消費者の好みに柔軟に対応することが成功の秘訣です。
これらの要因が繁盛店の成功に寄与する要因ですが、繁盛店が成功するためには、これらの要因を組み合わせて適切に管理し、日々の努力と継続的な改善を行うことが必要です。
まとめ
飲食店では、中途半端が一番ダメです。
そして、どれか一つよければ良いと言うものでもありません。
繁盛店は決して難しいことをやっている訳ではありません。
あなたのお店でも簡単に、次の日から取り入れて繁盛店になったください。
繁盛店への起爆剤となる方法の記事もお勧めです。
こちらも合わせてお読みください。
飲食店が繁盛するノウハウの詰まった記事はこちらです!あわせて読んでください!