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飲食店で[ねずみ]が出たらどうすればいい?営業停止になる前に対策を!

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飲食店のオーナーさん・店長さんは自店にねずみのフンが落ちていませんか?

もしねずみがいればフンが落ちているはずです。

ねずみが1匹いれば必ず他にもいます。

ねずみはつがいや家族でいるため複数で共に行動します。

そんなねずみですが食材をかじるだけでは被害は収まりません。

最悪、サルモネラ菌・レプトスピラ細菌・イエダニなどによる食中毒で営業停止になってしまします。

安心して飲食店経営をしていくためにも、まずは今いるねずみを駆除しましょう。

そしてこれ以降、ねずみを寄せ付けないような対策を立てていかなければなりません。

ではいったい、どうすれば飲食店のねずみ対策はうまくいくのでしょうか。

今回の記事では、飲食店のねずみ対策について解説していきます。

飲食店を経営している方は、自分のお店を守るためにもぜひご参考にしてください。

私は、飲食業界に30年以上携わってきました。

色々なオーナーさんの下でたくさんの飲食店を立ち上げ・立て直しをしてきました。

だからこそわかる細かのところを記事にしています。

少しでも参考にしてください。

それでは、私と一緒に「ネズミを見つけたときはすぐに対処が必要!」から見ていきましょう!

注目記事:飲食店のゴキブリ駆除の費用は?プロにお任せ!掃除だけでは無理です。

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ネズミを見つけたときはすぐに対処が必要!

ネズミが飲食店内に侵入した場合、すぐに対処することが重要です。ネズミは衛生上の問題を引き起こし、食品汚染や感染症のリスクを高める可能性があります。以下は、ネズミ駆除に関する対処方法です:

  1. プロの害虫駆除業者を呼ぶ:
    • ネズミの駆除は専門的な知識と設備が必要です。プロの害虫駆除業者に連絡し、迅速かつ効果的な駆除を依頼します。彼らはネズミの種類や侵入経路に応じた適切な駆除方法を提供します。
  2. 駆除の予防策:
    • ネズミの駆除後、再侵入を防ぐための予防策を講じます。建物内外の隙間やクラック、穴を修復し、密閉性を向上させます。食品の保管は密閉容器に入れ、食品くずを取り扱う際には注意を払います。
  3. 衛生管理の強化:
    • 食品店内の衛生管理を強化し、ネズミの生息環境を排除します。食品の保管場所を清潔に保ち、ゴミや食品くずを迅速に処理します。
  4. 化学的駆除剤の使用:
    • 必要な場合、化学的な駆除剤を使用することがあります。ただし、これらの薬品は専門家が適切に扱い、安全に使用する必要があります。
  5. 従業員教育:
    • 従業員に対して、ネズミの予防と駆除に関する教育を行います。清掃の方法や衛生基準についての指導を行い、従業員と協力してネズミ対策を実施します。
  6. 公衆衛生規制の順守:
    • 飲食店は地方の公衆衛生規制に準拠する必要があります。規制に従って、食品の取り扱い、清掃、廃棄物処理を行います。

ネズミの侵入は即座に対処する必要があり、食品衛生と顧客の健康を守るために重要です。プロの害虫駆除業者の協力を得て、駆除と予防策を実施しましょう。また、定期的な点検と清掃を通じて、再侵入を防ぎます。

飲食店でネズミを見つけたら、絶対に放置してはいけません。

なぜならネズミは繁殖力が非常に強く、1年間に30匹以上の子どもを出産するからです。

また、ネズミは基本的に1匹で行動することはなく、つがいや家族で生活しています。そのため1匹見つけただけだからと油断してはいけません。

飲食店でネズミを見つけた場合は、被害が広がる前に自分で駆除するか、専門業者に駆除を依頼しましょう。

まだねずみが出ていない場合!ネズミ被害予防方法

ネズミが店内にいる状態で予防をおこなうと、店にネズミを閉じ込めてしまいます。
そのため店にネズミがいない、今がネズミ予防のチャンスです。

下記のネズミ予防をおこないましょう。

ネズミ予防

  • 清掃・整理整頓を心がける
  • 生ごみはフタつきの容器で保管する
  • 侵入経路をふさぐ
  • 忌避剤・超音波で予防をする

飲食店なら清掃や整理整頓などすでに心がけている方も多いとは思います。
しかしなぜネズミ予防になるか?少しわかりにくいので、詳しく解説します。

清掃・整理整頓を心がける

まずは店内や店の外周りの清掃と整理整頓を心がけましょう。

ネズミはエサになる食材や生ごみがあると、寄ってきます。
また巣になる場所や巣の材料になるものがあれば、店内に巣を作るかもしれません……。

そのため物や食材をしっかり保管するだけでも、ネズミ予防につながります。

具体的には以下のとおりです。

  • 食品は冷蔵庫、隙間のない戸棚などにしまう
  • ネズミの隠れ家になる段ボールなど不要な物は捨てる
  • ネズミの巣材になる、ペーパータオルや新聞紙などは処分また適切に保管する
  • 汚れた食器・調理器具はすぐに洗う
  • お客様・従業員が触れる場所は消毒用アルコールで殺菌する
  • ごみやホコリは掃除機で吸い取る
  • 店の外も上記の整理整頓を徹底する

知らないうちにネズミが侵入していても、消毒用アルコールを使って清掃すれば大丈夫です。
ネズミのフンやイエダニは掃除機で吸い取ればOKです。

従業員の方にも「普段の清掃がネズミ予防につながる」と伝え、店全体で清掃と整理整頓を徹底しましょう。

生ごみはフタつきの容器で保管する

食材や食品の管理を徹底しネズミに目を光らせていても、生ごみは損害がないので見過ごしがちです。
しかし生ごみはネズミのエサになるので、フタ付きのごみ箱で保管しましょう。

ただしネズミはプラスチックをかじり、ときに穴を空けます。
プラスチック製のごみ箱を使う際には、フタ付きであっても穴が空いていないか?たまに確認しましょう。

侵入経路をふさぐ

ネズミは1センチメートル程度の隙間から侵入する生き物です。
1円玉の直径がちょうど2センチメートルなので、1円玉ほどの大きさがあれば簡単に侵入します。

そこで侵入されやすい場所と対策をまとめました。

  • 壁、床や天井などのひび割れ
    建物補修材や穴埋めパテで埋める
  • 通風口や換気窓などの換気用の穴
    金網を張る
  • エアコンダクトや配線の引き込み口
    穴埋めパテや金属たわしでふさぐ
  • 換気扇や配管周り
    金網、金属たわしや穴埋めパテで埋める

床下の通風口や屋根に近い配線引き込み口まで、建物の下から上までくまなくチェックし1センチメートル程度の隙間があればパテや金網でふさぎましょう。

上記の作業がむずかしいときには、ネズミ駆除業者に防鼠工事を依頼しましょう。
ネズミ駆除だけでなく、建物に詳しいプロが工事をおこなうのでしっかりとネズミを予防できます。

忌避剤・超音波で予防をする

ネズミが店内に入ってこないように、ネズミの嫌がるニオイや音で寄せ付けないようにしましょう。
ただしニオイや音はネズミが慣れてしまうと、予防の効果がなくなります。

ニオイと音の予防を交互におこなう、定期的に別の商品を取り替えてネズミが慣れないようにするなど工夫をしてください。

忌避剤は、ネズミの嫌がるニオイでネズミを寄せ付けないようにするものです。

忌避剤には置くだけタイプ、スプレータイプや袋を壁に貼り付けるタイプなどさまざまなものがあります。

スプレータイプは、狭い隙間にも使用できます。
また置くだけ、壁に貼り付けるタイプは、置くだけでよいので手軽に予防ができます。

使用場所に応じた商品を選びましょう。

万が一客席にねずみが出てしまったら

万が一、店内に出現してしまった場合、対応はお店側の判断に任されます。

すでにお客様が完食済みの場合は丁寧に謝罪をし、代金は頂くというところもあれば、不快な思いをさせてしまったということで代金を受け取らない、もしくは割引にするというところもあります。

ただし、ねずみやゴキブリなどが料理に混入してしまった場合は全額返金するのが常識です。

後々、それが原因で体調不良に陥り、病院にいかなければならなくなった場合は治療費も全額負担しなければなりません。

お店の信用を失わないためにも、ねずみやゴキブリが料理に混入するというのは、絶対に避けなければいけません。

ネズミの場合は特に注意

害虫であるゴキブリは、大量発生する、汚いといった印象があることから、飲食店にとって天敵と言えますが、ゴキブリよりネズミが発生した方が危険ということを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?

飲食店にとってネズミが危険と言われている理由について見ていきましょう。

サルモネラ菌を媒介する

飲食店にとって最も怖いのは食中毒です。サルモネラ菌などは、テレビでも取り上げられたことがあるため、知っている人も多いと思いますが、食中毒の1種です。

ネズミは、様々な病原菌を体内に媒介していて、サルモネラ菌もその中に含まれています。

厨房に誰もいない無人の時間帯の厨房に現れて病原菌を拡散していくので、閉店時に店舗内の清掃を入念に行っても食中毒が発生する可能性があるので、飲食店ではネズミが天敵と言われています。

飲食店に生息しているネズミのほとんどは、クマネズミと呼ばれる種類のネズミです。

クマネズミは臆病な性格であるため、人間の前に出てくることはほとんどありません。

一方で、地階や路面階といった場合には、性格が獰猛なドブネズミが現れる可能性があります。

ドブネズミは獰猛な性格からお客さんに噛みつく可能性があるので、クマネズミ以上に注意が必要です。

噛んだクマネズミがモニリフォルミスといった病原菌に感染している場合には、5日~2週間後に発熱や頭痛を伴う鼠咬症になる可能性もあります。

また、噛まれたことに対してアナフィラキシーショックを起こして、死に至ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

糞にも高いリスクがある

ネズミの姿が見えないからといって安心してはいけません。

ネズミのリスクは、尿や糞にもあります。ネズミの糞にはレプストスピラ菌と呼ばれる病原体が含まれています。

基本的に人間の体内に入ることはありませんが、体内に入った場合には、黄疸や高熱、筋肉痛などを引き起こす可能性があるため注意が必要です。

糞や尿に触れていない場合でも、調理器具に何らかの理由によって付着する可能性があります。

そのような場合には、見た目上は清潔であるため、なおさら危険性が高まるので注意が必要です。

また、糞には上述したサルモネラ菌が大量に含まれています。

体内に入った場合は、食中毒の症状として、下痢、嘔吐、急性胃腸炎、高熱などの症状を引き起こしてしまい、場合によっては死に至るケースもあります。

店内でネズミの糞や尿を見つけた場合は、直接手を触れてしまうと、自身がサルモネラ菌に感染するリスクがあるだけでなく、自分を中心にサルモネラ菌が広まってしまう可能性があります。

被害が拡大しないようにするためにも、素手で触らないようにするなど注意しておきましょう。

火災の原因にもなる

「ネズミの姿や糞・尿を見かけていないから問題ない」と思って油断していてはいけません。

確かにネズミが姿を見せたり、糞・尿があったりした場合は、風評被害によって店舗経営に大きな影響がでるだけでなく、食中毒による損害賠償や営業停止に追い込まれる可能性があります。

しかし、ネズミの被害は他にもあります。

例えば、ネズミが電気ケーブルを噛み切った場合には、停電によって営業を続けることができません。

また、電気ケーブルを噛み切ったことで停電するだけであれば被害は最小限で済みますが、それが原因で火災が発生した場合には、停電どころの被害では済まなくなります。

そのため、店舗経営を行う際には、ネズミを見た・見ていないに関わらず、一度チェックした方が良いと言えるでしょう。

ねずみ駆除の目安に役立つ「ラットサイン」とは

ラットサインとは、ねずみの侵入経路に付着する黒ずんだ跡のことです。

それ以外にも足跡やフンなどがのこされている場合もあります。

このラットサインを見つけたということは、すなわちすでにねずみに侵入されているということになります。

ここでは、床などに落ちているフンからネズミを見分ける方法について解説していきます。

ラットサインを把握して、駆除対策や業者依頼の目安にできるようにしましょう。

このラットサインをしっかり理解すれば、ねずみの侵入経路を特定することも可能です。

しかし、中々難易度の高い技術といえるでしょう。

フンで見分けるねずみの種類

ラットサインの中でももっとも区別が付きやすいのは、このフンです。

フンの形状などからねずみの種類を特定することもできるのですが、この際ひとつ注意点があります。

絶対にねずみのフンを素手で触らないようにしてください。

ねずみの体の不衛生さについては再三ご紹介してきましたが、このフンにも大量の病原菌が含まれているのです。

その不衛生さは、そこにあるだけでも空間の衛生環境が悪くなってしまうほど。

くれぐれも、ねずみのフンらしきものを発見した際は注意して廃棄し、消毒もかかさないようにしましょう。

ドブネズミ

大きさ:約10~20ミリ
形:均一、やや丸い
場所:床に落ちていることが多い

ハツカネズミ

大きさ:約4~7ミリ
形:端の方がとがった形状
場所:比較的人目につきやすい場所にもフンをのこす(高所にもフンをする)

クマネズミ

大きさ:約6~10ミリ
形:細長い、形状が安定せず不ぞろい
場所:行動しながらフンをするため、落ちている場所がバラバラ

上記のように、フンからねずみの種類をある程度特定できます。

とくによく発生するのはクマネズミで、このねずみは慎重な性格のため中々人前に姿をあらわしません。

早めにこのサインに気付くことで、隠れたクマネズミの気配を察知することもできるでしょう。

自分でねずみを駆除するのは難しい!業者に依頼するメリット&コツ

飲食店で複数ねずみを発見した、または気配を感じる場合は、すぐに業者へ依頼をしましょう。

1匹ならまだしも、複数見た、または複数の気配を感じている時点で、すでに巣を作られてしまっている場合があります。

そのような状態から自分で数匹駆除したとしても、あまり効果がありません。

健康面の不安もあわせて、基本的に駆除作業は自分でするには非常に難易度の高い作業といえます。

業者であれば、時間や手間をかけずに根本からねずみを駆除してくれます。

費用こそかかりますが、安全に事後処理までこなしてくれる心強さは個人の対策にはないものといえるでしょう。

業者選びのコツ

根本から飲食店内のねずみを駆除するのであれば、おすすめの方法はやはりプロの業者への依頼です。

しかし、業者と一口にいってもその数は多く、選び方がわからないという方も多いのではないでしょうか。

より自分に合った業者を選ぶには、いくつかのコツをつかまなければなりません。

ここでは、そんな業者選びのコツについて詳しく解説していきます。

実績面で比較する

業者のチラシやホームページには、その業者の作業実績がのっていることがあります。とくに飲食店は一般家庭とは構造が異なる場所も多いため、同じような飲食店の駆除実績のある業者を探してみましょう。

料金面で比較する

飲食店のねずみの完全駆除費用をおこなう際の相場は、約10万円~25万円。相場の時点で大きく差があることがわかりますね。

この額は、主に建造物の大きさや広さ、ねずみによる被害の程度によって変動します。

自分の店舗の大きさや被害状況などを確認して、目安の金額をつかみましょう。

詳しい費用を知りたい人はねずみ駆除業者に見積もりを請求してみましょう。

保証期間の有無

業者の中には、「無料保証期間」を設けているところもあります。これはその名の通り、設定された期間内にねずみが再発してしまった場合、無料で再駆除してくれるというサービスです。

こういったサービスをおこなっている業者を選べば、作業後にねずみが再発してしまった場合も安心ですね。

口コミ

インターネットや業者のHPにもある口コミは、その業者へ仕事を依頼した人の貴重な意見です。

よい評判や悪い評判を見て、その業者の特徴をつかんでいきましょう。

しかし、インターネットの口コミというものはだれでも書き込めるもの。

また、その業者の仕事ぶりの感じ方は人それぞれですので、あくまでひとつの意見として受け止めておきましょう。

実際に目で見て判断する

実際に目で見て判断したいという人は一度、現地調査などに来てもらったときに依頼するかどうか決めるといいでしょう。

この現地調査は無料でしてくれる業者もありますので、そちらから頼んでみるのも手段です。

ネズミ駆除業者に依頼しましょう!

万が一ネズミが出た、ネズミ予防中にネズミの痕跡を発見したら、ネズミ駆除業者に依頼しましょう。


ネズミ駆除はやることが多く重労働なので、忙しい飲食店の仕事の合間におこなうのはむずかしいからです。

またお客様や従業員からネズミの存在を指摘されたら、すみやかに調査や駆除をおこない風評被害や炎上騒動を最小限に抑えましょう。


詳しく解説します。

すぐにネズミ駆除業者に連絡する
ネズミ駆除を個人でおこなうのは大変です。
ネズミを見つけたらすぐにネズミ駆除業者に相談しましょう。

理由は以下のとおりです。

【数匹捕まえた程度では駆除できない】
ネズミは数十匹程度の群れで生活している。
カゴ罠で数匹捕まえた程度では、駆除できない。

【増えるスピードが早い】
飲食店で被害の多いクマネズミは環境がよいと年5~6回、1回の出産で5~6匹の子供を産む。
仮に10匹のネズミが出産すると、約2ヵ月ごとに50~60匹ずつ増える計算になる。

【駆除後の掃除が必要】
ネズミがいなくなっても、床下や天井裏にネズミの死体や巣が残っている。
放っておけばダニ、腐敗臭やカビなど別の問題が発生する。

【駆除後の予防も必要】
今いるネズミを駆除できても別のネズミの群れがやってくるおそれがあるので、予防が必要。
しかし駆除や掃除のあとに予防までやるのは重労働。

予防と違いすでにネズミのいる駆除は、おこなう作業が多いので時間と労力がかかります。
万が一ネズミが出たらプロに依頼しましょう。

もしもネズミ駆除業者に心当たりがないのであれば、ねずみ110番にご連絡ください。
ねずみ110番はネズミ駆除業者をご紹介するサービスをおこなっています。

ご希望の日時や場所を電話でお伝えいただければ、希望にあったネズミ駆除業者をご提案いたします。

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注目記事:飲食店のゴキブリ駆除は信頼できるプロにお任せ!掃除だけでは無理です。

ねずみによるクレームが出てしまった!そんなときの対処法

どれだけ対策をしていたとしても、飲食店内にねずみが入ってしまうことはどうしてもあります。

そんなとき、どう対処するかでお店の印象も大きく変わってくるでしょう。

ここでは、ねずみ発生によるクレームの対処法についてご紹介していきます。

ねずみが出た際の3つの基本

お客様の前にねずみが出てしまった場合、必ずやらなければならないことが3つあります。

・お客様の要望は基本聞き入れる
・消毒、清掃を徹底する
・具体的な再発防止案を出す

上記の3つはもれなくおこなわなければなりません。しかしそれぞれ、どのようにしてこなせばよいのでしょうか。

お客様の要望は基本聞き入れる

ねずみが店内に出てしまった場合、またねずみが料理に触れた場合、不快に思ったお客様に返金を要求されるケースがあります。

基本的には飲食店側の落ち度なので、料理を取り換えた後、返金の要求に応じ丁重に謝罪しましょう。

しかし、中には返金などを要求しないお客様もいるでしょう。

そのような場合も料理のお取替えはもちろん、割引やサービスなどをするとイメージの低下を軽減させることができる可能性があります。

消毒、清掃を徹底する

ねずみの体には病原菌などが非常に多く、通っただけでその部分が汚染されてしまうおそれがあります。

ねずみの経路や触れたと思わしき部分は徹底的に消毒し、ねずみの跡や病原菌が残らないようにしましょう。

具体的な再発防止案を出す

お客様の前にねずみが出る、なんてことは二度と起きてはいけません。

発生後はすぐに、再発防止案を考える必要があります。

この再発防止案も、清掃の徹底などのアバウトなものでは意味がありません。

根本から駆除するためにはどうするか、そのためには何が必要かなどの具体的な案を出していきましょう。

もし、食中毒を出してしまったら営業停止までの期間、営業停止の日数はどれぐらい?

保健所の立入検査の判断によりますが、早ければ立入検査当日に営業停止になります。
また営業停止の日数は、問題解決にかかるまでの時間なので、店によって異なります。

営業停止は以下の過程を経て、処分が下されます。

営業停止の流れ

  1. 「食中毒患者が出た」など保健所への通報、予告のある保健所の立入検査がおこなわれる
  2. 保健所の立入検査の結果、問題が見つかる
  3. 保健所の判断により口頭や書面による改善指導。もしくは数日間の営業停止
  4. 問題の改善が見られない、営業停止期間が長期になるなどの場合は営業禁止や営業許可取り消し

例えばネズミが原因で食中毒が発生したとします。
食中毒は営業を続ければ被害が拡大するので、立入検査をおこなった日に営業停止になることもあります。

ただし保健所の判断次第では口頭や書面による改善指導だけで済むこともあるので、必ずしも即営業停止ではありません。

ちなみに営業停止の日数は問題解決にかかる時間です。
店の清掃や設備の改善など、保健所が改善に必要だと判断した日数によるので店によって異なります。

まとめ:飲食店で[ねずみ]が出たらどうすればいい?

飲食店にとってねずみは、いわば天敵です。

飲食店にねずみが発生してしまうと、食中毒や火事などの原因となってしまう可能性もあります。

ねずみの気配を感じている方も、まだ感じていない方も、しっかりとした対策をとっていくことが大切です。

代表的な殺鼠剤は、飲食店での使用に適していません。

難易度は高いですが粘着シートを用いるか、ラットアタックを購入してねずみ予防・対策をしておきましょう。

自分で対策することもできないことはないですが、難易度や病気感染の危険性の観点からみると、やはりきびしい作業になります。

ねずみの完全駆除を望むのであれば、プロの業者へ依頼をして対策してもらいましょう。

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